令和4年4月1日より、キャリアアップ助成金が変更となります。
キャリアアップ助成金のうち、ご利用されている事業所様が多いと思われる「正社員化コース」については、特に条件が厳しくなります。
有期雇用・無期雇用とも、正社員への転換一択になり、正社員としての条件も「賞与または退職金制度の適用」と「昇給制度」が適用される場合に限られます。
手続の詳細は、現時点(令和4年2月28日)では公ではないようですが、今後この助成金をご利用される場合は、就業規則と計画書の見直し・変更を行う必要が出てくる可能性があります。
なお、この変更は、令和4年10月1日以降の正社員転換に適用されます。
また「賃金規定等共通化コース」の対象労働者2人目以降の加算廃止、「旧諸手当制度等共通化コース」の「賞与・退職金制度導入コース」への移行、「短時間労働者労働時間延長コース」の要件緩和等の変更もございます。
現在キャリアアップ助成金をご利用されている事業所様、今後のご利用を予定またはご検討中の事業所様は、計画の確認・再検討をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000900336.pdf
2022年2月28日